日本の「小さいモノ」業界

がっちりマンデーは、日本の「小さいモノ」業界の話でした。先週の金曜日、2006年IT経営を考える日in北陸の基調講演「日本のものづくり戦略とEDI」の日本のものづくり戦略の実例を示してくれました。
シコー技研のバイブレーション機能を行なう振動モーターは、世界の携帯の半分に導入されています。日本の製造業の場合、国内にうるさい顧客(ソニー)が多いために海外に出しても不良品なしの高品質の部品を供給しています。これは素晴らしい環境中で育てられていると言うことです。
ストロベリーコーポレーションは「ヒンジ」折りたたみ自由自在ちょうつがいの製造メーカーです。世界シェアの半分を持っています。8つの部品の組立ては、品質面を考慮して手作業で行なわれています。
アルプス電気、世界のスイッチの半分を売上げています。世界最小のスイッチや3点方式のボタン等、最新のスイッチを作成して業界をリードしています。
いづれも携帯電話の部品メーカーでした。
名古屋大学の生田研究室では、世界で一番小さな医療手術ロボット「ハイパーフィンガー」やマイクロ医療ロボット1/1000ミリサイズ、細胞サイズのロボットを開発しています。
レーザ光線でつかみ、光のエネルギーで動かします。昔テレビにあったミクロ決死隊?の世界がもうそばまで来ています。
セイコーエプソンは、ジャイロセンサー(デジカメの手ぶれ防止)を使って、ヘリコプターで空飛ぶロボットを開発しました。カメラを搭載して、ひとの入れないところを撮影します。重量は8.9グラム
入曽精密は、日経モノ作り大賞を受賞した小さいモノを削るプロ。0.3ミリのサイコロをインターネットで販売、販売が目的ではなくプロの技を見てもらいたい。
日本の小さなモノ作りの技は、世界に誇れる技、そばに口うるさい顧客がいて磨かれて行きます。
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「大河の流れ」は、必ずしも社会的な成功の方向にむかっているとは限らない。それでも、流れに身をまかせた方が人生はスムースになり、内面は充実してくる。 (運命の法則 天外伺朗)

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