オムロンのコアは研究開発力

経済羅針盤は、京都に本社があるオムロンの作田久男社長でした。
番組を見るまでのオムロンのイメージは、体温計や体脂肪計の健康機器のメーカーと思っていましたが、「技術力の会社」というイメージに変わりました。
いままで世界初の製品を開発、自動改札機(シェア40%)、食券の自動販売機、現金自動支払機、世界最小のマイクです。
なぜこんなに世界初や新しい分野の製品が多いのか?
社長「こんなものがあったら世の中もっと便利になるよねという気持ちが、DNA的に刷り込まれているんですね」
「社会の変化と科学の変化と技術の変化、この3つをきっちりと見て、社会が必要とするものを作っていこう」
「時間の制約もない、好きな時に行って、好きな時に帰ったらよろしい。最低10年は当たり前じゃないですか。いまビジネスとしていいポジションにいる技術は20年前とか25年前にというのは結構あります」
顔の認識技術、10年以上研究されています。わき見運転すると警告音で注意します。
3才から80才、100万人の顔データを収集、どんな環境でも、どんな表情をとっても、安定した顔の認証ですとか、顔属性推定が出来るようになった。将来は自動販売機に取り付け、未成年のアルコール販売の判定に使います。
今世界の注目のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)、2ミリのスイッチを14年かかって開発しました。
今後のテーマは、小さければ小さい程良い部品の開発とセンシング(情報を得る)&コントロール(得た情報をどう活用するか)です。
いろんなことやりすぎじゃないかと思いましたが、今後のテーマの中にうまく纏まっているように思いました。すごく会社の行くべき地図(戦略マップ)が明確でした。
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