カラーフィルターで青森から世界に アンデス電気

NHK経済羅針盤は、
カラーフィルターで世界シェア25%、青森発のグローバル中小企業の安田昭夫社長でした。
カラーフィルターは、赤、緑、青に光りをあてることで、鮮やかな色をうつし出します。
世界10億台を超えている携帯のカラーフィルターの世界シェア4分の1があります。日本よりも世界で売れています。
人気に秘密は、どんな要望にもこたえること。
社長「あなたの色に染まります。どういう色でも要求ください。ロットがどんな小さくとも私どもは応えますと」
「お金も人も技術もそんなに持っていないから、自分たちが一番汗を流して、苦労する部分で認めてもらって付加価値に変えてもらおう」
多品種少量生産、20枚の注文からはじまる。大手メーカーがやらないところ、すき間の部分を、要するに人が嫌がる部分を強いて、我々の付加価値にしている会社です。
1971年会社を設立、ラジオの部品を製造、最盛期の18年前は社員3,000人以上の会社まで成長しましたが、得意先が経費削減のため、人件費の安いアジアに移したことにより、倒産の危機に陥りました。
そんなときに、安田社長が目をつけたのが、カラーフィルター、大手が得意とするテレビやパソコンではなく、多品種少量生産の携帯向けカラーフィルターでした。
「待っていれば仕事が来る時代は終わったよ、これからは自分で自分たちの飯の種を探して、それで造っていくんだという考え方にかわらなくちゃ」 ←IT経営でも言っています、環境の変化を敏感にキャッチして「気づく」、それに反応する形で常にチャレンジすることですね。←商法
八戸の長男・長女、この地域で食べるには、自分で差別化した技術を何か持って身につけること。
社員の創意工夫で世界シェアを維持しています。提案改善箱、1件100円、年間1,000件以上の改善提案があります。
「提案することは、経営に参加することですから、提案は財産でしょうね。提案がないとダメだと思いますね」←商道
経営者のおもい、志が大切、「お金を残すのは下なり、企業を残すのは主なり、人を育てるは常なり」
←とっても心に残った一言でした。
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