信頼は最強の戦略

土曜日のお昼、なんとなくテレビを見てました。金沢では4月から始まった番組でした。
テレビのタイトルは「カンブリア宮殿」、司会に作家の村上龍さん、小池栄子さん、ゲストは手芸用品・生地・ホビー材料専門店 ユザワヤの畑中会長でした。
畑中会長の生い立ち、商売の考え方はとれも感銘しましたのでご紹介します。
365日休まず働いた。休みをとるのはもったいない気がした。だから休みは得意先の応援に行き、自社の製品に品切れはないか、ライバルの会社の棚も整理整頓して品切れがないか調べていく。なにか特徴がないと他人に勝てない。
畑中に任せておけば心配ないと思われていく。そうすると、だんだん信頼が出てきて信頼を勝ち取ることができた。
人間は誠心誠意ただ「働いてやる」じゃなくて、「働かせていただく」という、この姿勢が相手に感銘を与える。
ユザワヤ流ビジネス、原点はみんなを幸せにすること。お客さん、お店、メーカー、社員、ユザワヤに係る人みんなが幸せになること。
務めた問屋がつぎつぎと倒産、手形はダメ現金で仕入れて現金で売ること。接待禁止、接待は受けた人が一番嬉しいわけで、それ以外の社員は嬉しくない。接待すると経費がかかる、それで仕入値が上がれば困る。
村上さんから、「既製服が一般的になったときに、なぜ手作り用品に特化したのか」
手作りだけの総合店を世界で初めて作れば競争がない。手作り用品に特化すると決めた時は、全員が反対した。全員が反対というから、これは「成功するな」と思ったそうです。→その通りだと思いますがなかなかできないことですね。
銀座の「ユニクロ」のとなりにユザワヤを出店、ユニクロで買い物してユザワヤに行く。デコクロ(デコレーション+ユニクロ)ユザワヤでボタンや装飾品を買って、ユニクロで買ったものにデコレーションして差別化する。
ユザワヤさんの顧客は9割女性、30~50代、ちょうど苦戦している百貨店と客層が同じということで新宿高島屋から出店の依頼があり出店注目を集めている。
最後の畑中会長が「人に喜んでもらうのが、嬉しくて嬉しくてしょうがない」と言っていました。
自分も「人に喜んでもらうビジネス」をやっていきたいと思っていたので大変為になった会長の話でした。
そして最後村上さんの纏めの中に、「信頼は最強の戦略」とありました。この言葉も肝に銘じていきたいです。
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