時代の変化にどう対応するか 富士フィルム

NHK経済羅針盤は、写真フィルムからデジタルに大きな環境の変化した富士フィルムホールディングスの古森社長でした。
第2創業の決意、富士写真フィルムから写真をとって富士フィルムに社名を変更しました。
本業の写真フィルムに替わるものを探し、激しく力強く変わらないと(体質改善)と取り残されてしまうと言う社長のおもいがありました。
今までの品質第一、信頼・安全第一、技術第一に加えて、スピードとダイナミックさをトップがリーダシップをふるって推進する必要があった。←このような状況ではトップのリーダシップは必ず必要ですね。
2000年から2006年の売上、写真フィルム(3,000億円→1,000億円)、デジタルカメラ(1,000億円→2,000億)、ディスプレイ用フィルム(300億円→2,000億円)
写真フィルム技術で新分野の開拓、テレビやパソコンの液晶ディスプレイ用フィルムが売上の柱になりました。世界シェア8割を持っている。
また、20万種類の化学物質と超微細技術で吸収力いい化粧品や健康飲料水(サプリメント)分野にも多角化戦略を展開しています。←これからの分野
2000年から2006年のデジタルカメラメーカ別シェア、富士写真(23%→10%)、ソニー(14%→12%)、キャノン(9%→20%)、カシオ(8%→13%)、松下(0%→12%)
デジタルカメラ分野は、価格競争も開発競争も激しい大変なビジネスで、トップシェアから最下位になりました。
環境激変の中で、素早く動くことが十分でなかったことが原因。
いまは、人の顔を認識するカオナビや高画質、高感度の特徴ある製品にしていく予定です。
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