マンション事業に特化

長谷工コーポレーションは、バブル期にハワイリゾートマンションやゴルフ場に手を広げ、バブルが崩壊して株価10円代まで落ち込み経営の危機に陥りました。
再建を任された岩尾社長、数字だけみたら再建は厳しい、法的な整理をやるほうが早い、当時は会社更生法ですけど、その方が早いと思ったけれど営業利益は出ていました。
会社更生法の資料を机の中にしまいながら、リーゾート開発から撤退、マンション事業に特化、業務の多角化これが失敗した原因だろう。これを全部はがしたらきれいな形になるんじゃないか、余分なことはやめてしまう方針を立てました。
2008年3月、マンション業務で業績回復13期ぶりに配当見通し。
通常は開発業者が土地を購入、建設会社は受注、建設していくますが、長谷工は、土地の情報を集めマンション開発業者に提案、受注します。
次に長谷工の巨大な倉庫に案内される。ここには内装品や建設資材が取り揃えてあり、通常1ヶ月のところ3日で済みます。
土地の情報収集から建設までのスピードアップを計ることが収益力の向上につながっています。
事業に特化し、特化した事業の中でスピードアップ化で差別化した事例になると思いました。
(NHK経済羅針盤より)
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