日産の中期経営計画は

NHK経済羅針盤は、13日(火)に行われた日産の新中期経営計画の内容でした。
今までは3年計画で、
2000−2001 日産リバイバルプラン 営業利益率4.6% 2年で達成 ◎
2002−2004 日産180 営業利益率8.0% ○
2005−2007 日産バリューアップ 業界トップレベルの営業利益率 △
2008−20012 日産GT2012 ゼロ・エミッション車でリーダーに、売上を年平均5%増
今回中期計画は、3年計画から5年計画に延ばしました。そして、営業利益率が目標から消えました。短期利益指向が強かった経営から軌道修正しました。
背景は、足元の経営環境(円高、原材料高、アメリカ景気)があまりにも不透明が強く、長期的な課題に取り組む姿勢が出されたようです。
具体策は、超低価格車と電気自動車です。
超低価格車は、製造コストで2,500ドル(26万円)、インドの会社と共同で開発します。
2500ドルの車は、余計なものは付かないが、基本性能はしっかりしている。今まで車を買えなかったインドやアフリカの人々のくらしを一変されます。ターゲットは新興市場です。
電気自動車は、リチイウムイオン電池の開発で他社にない強みがある。
ゴーン氏「電気自動車は重要な市場になる。この分野では、業界をリードしていきたいですね。」
2010年に日本、アメリカで販売、2011年電気自動車に優遇措置があり、充電インフラがあるデンマーク、イスラエルで販売するそうです。
日産の戦略です。これからの日産の動きが読み取れますね。

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コメント

  1. ゴロー より:

    SECRET: 1
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    日産の中期経営計画、わたしもTV で見ました。
    さもありなんと思います。
    そうした大きな動きを、日々の仕事の中でも感じております。時代の潮目の変化の時かもしれませんね。

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