日本航空の経営改革

経済羅針盤は、今年6月から経営改革を指揮する日本航空の西松社長でした。
日本航空の業績は、2003年度(-)886億円、2004年度(+)301億円、2005年度(-)470億円、また交通機関で安全が第一の前提の中で、昨年はトラブルが続発、乗客離れが進み乗客数が前年度割れし、収益と信頼の回復ができるか問われています。
社長直属の安全推進本部(パイロット、客室乗務員、整備士等さまざまなスタッフ56名体制)を設置して、安全推進を行っています。
トラブルの原因は、定刻運行をこだわる中で、コミュニケーション不足、意思疎通で確認が十分されていなかった。
仕事の手順をヒューマンエラーがないように会社が整えると言っていたが、そういう問題なのかな。コミュニケーション問題はもっと根が深いように思える。←トヨタの改善は現場の作業員が現場でおこった問題を自分達で改善していく仕組み、そして安全への意識改革、このような取組みが必要なのでは。
また、原油価格の高騰で燃料代140億円増加予定、その中でコスト削減策もいろいろ行っています。
着陸後すぐエンジンを切り、地上の電気で移動(5億円)、エンジン丸洗い(3億円)、コンテナ軽量化(7億円)、食器の軽量化、中長期では大型機から中型機への切り替えを行う。大型機6割から4割に減らす方針。
まだまだ経営改革は大変なようです。2006年の決算に注目したいです。
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